(2009/7/8、毎日新聞)
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、肝臓がんの細胞から作ることに森口尚史・米ハーバード大研究員らが世界で初めて成功した。
できたiPS細胞から正常な肝臓の細胞も初めて作成した。
iPS細胞はさまざまな細胞になるが、その過程でがん化するのが課題になっている。
研究チームは得られた細胞の分析から、がん化を防ぐ遺伝子の働きを解明したといい、再生医療の実現に向けた一歩になると注目される。
今回の研究は、再生医療だけでなく、がん治療にも役立つことが期待されます。
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